自然災害に思うこと

9月に入り、陽ざしにはまだ夏の名残もありますが、日の長さも随分と短くなってきました。

 

 

9月は8月同様台風が多く発生する時期でもあります。

 

今回の台風15号では船橋市内にも大きな被害が出ました。

 

街路樹の倒木により道がふさがれたり、大きな看板が倒れたり…

強風による被害は、海から巻き上げられた海水による塩害被害にもつながっています。

停電は市内6100件以上にもなり、気温や湿度が高い中、エアコンを使用することも出来ず本当に辛く、大変な状況だったと思います。

 

自然災害には地震もあります。

 

私は、東日本大震災の時に県内の被災地で訪問看護師として勤務をしていました。

幸い、勤務していた事業所はライフラインに影響がなかったため、水の出ない利用者さんのお宅には事業所から水を汲んでケアの為に持っていきました。あの時は、被災地にも関わらず、一時的に計画停電の対象地区となり、マンションのエレベーターが使えず利用者さんの髪の毛を洗うためにペットボトルが何本も入った袋を両手に持って階段を10階まで昇っていきました。

何日もライフラインが途絶え、被災地の方々は本当に大変な生活を送っていました。

液状化した泥が乾燥し、風で舞い上がり、真っ白くなった道路に自衛隊の給水車が1台走っていた光景は今でも鮮明に覚えています。

 

今回の台風の影響でライフラインの復旧が待ち遠しく、被災されております方々の平常な生活が1日でも早く戻りますよう心よりお見舞い申し上げます。

 

 

※船橋市では災害に対する対策や避難場所が検索できる「船橋市防災ポータルサイト」というものがあります。いざというときの助けになると思いますので、ぜひご家族や近所の方と声を掛け合って一度サイトを覗いてみてください。

 

船橋市防災ポータルサイト

文責:SA