特別な夏

今夏、東京オリンピックが開催されました。コロナウィルスが猛威を奮い、緊急事態宣言が発出されている中での開催で、昨年以上に「特別な夏」になっています。集中豪雨などの天災も各地で発生しました。今回の災害により、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。また、子供が車内で熱中症により亡くなったり、飲酒運転による死亡事故が発生したりといった人災は、コロナ禍で生活しづらい状況下でさらに深い悲しみを生じさせています。

一方、ふなぽーとではコロナ禍における相談内容の変化は多少あるものの、相談件数自体は30~40件と横ばいです。コロナの影響で介護者不在で在宅での療養生活が一時的に困難になるケースや、自宅療養中の若い世代(10代~)のコロナ陽性患者に対して、限定的に訪問診療(単発の往診に近い)や訪問看護を実施してもらえるところはないか等、同じコロナ禍でも昨年とは異なる要素の相談が徐々に増えてきているように感じます。

もうすぐ季節は夏から秋へと移ります。一人一人の行動が‟現在(いま)“を形成しています。自分の周囲で見聞きすることを他人事のように考えず、自律した思考や行動を心掛けて毎日を丁寧に過ごしていきましょう!

文責:A