2021年を迎えて

日頃よりふなぽーとの事業にご理解ご協力ありがとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします

 

コロナ禍における今、ふなぽーとに連絡がくる市民のみなさま、専門職のみなさまからの相談は例年と少々違っています

 

入院中のご相談では、日頃面会が思うように出来ない状況のため、「大丈夫なのか」という思い、色々お話しを聞いて内容を確認していくと、このまま退院になっても、入院が継続になっても、「大丈夫なのか」という相談が多くなっています

ご家族にとっても「何がどんなふうに(心配で)大丈夫なのか?」という事が具体的に表現できず、「様子が良く分からないから心配」とおっしゃいます

入院先ではこのような状況の中でも出来る範囲での最大限のことをしていると感じていますが、家族にとっては顔色や表情、声などで「元気になってきた」「今日は調子悪そう」等直観や肌で感じるような部分が大きいなと思います

 

また、慢性疾患をお持ちの方の受診控えから受診がどんどん先延ばしになって定期的な内服薬がなくなってしまい症状が悪化してしたり、介護保険のサービス利用も控えて、一日中座っていることが多くなり「今まで出来ていたことが出来なくなった」という話も良く耳にします。

途切れることの無いように受診をしていただくことと、介護保険のサービスをお使いの方は担当者と良くご相談の上、変わらぬ日常生活が継続できるように、私たちもそのような支援を一緒に考えていきたいと思います。

 

文責:Y