いざというときのために

秋も深まり、全国あちらこちらで紅葉が見ごろとなっています。

少し前は「withマスク」が暑くてつらかったものの、乾燥してきている最近は「withマスク」で「顔が暖かくしっかり保湿出来ていい感じ」とこんな時だからこそポジティブに考えるようにしています。

(4月のポジティブシンキングのお話しも良かったら目を通してみてください~)

話は変わりますが、今月の初旬に訪問介護事業所からお声をかけていただき、昨年同様「アンビューバッグの使い方」の学習会を担当させていただきました

休日にも関わらず30名ほどの参加があり、人数を調整して午前と午後の2回に分けて実施いたしました。

重度訪問介護事業者の方々は、日頃から難病の方に接する機会も多く、その中には人工呼吸器を装着している療養者の方々もおりますので、いざというときのためにアンビューバッグ(蘇生バッグ)を使用できると慌てずに医療者につなげることが出来ますし、療養者の大きな不安も軽減できます。

医療行為ですので普段は実施することはありませんが、緊急時に介護者が蘇生することで罪に問われるようなことはありません。

そのあたりの説明から、呼吸のメカニズム、介護者が行う喀痰吸引のこと、人工呼吸器の役割、考えられる緊急時等、経験や知識を確認しながら進めていきました。

 

いざというときが無いことが望ましいけれど絶対おこらないとは言い切れない、「これって今の新型コロナウイルス感染みたいですね」なんて話になりやっぱり一人ひとり知識を持ち対応することの大切さを実感した一日となりました。

 

早いものでもう今年も残すところ後1か月となりました。

今後とも在宅医療支援拠点ふなぽーとをどうぞよろしくお願いいたします

文責:Y