平成30年度_事業報告会開催

4月25日(木曜)に平成30年度分の事業報告会を開催しました。

この会議は事業委託元の船橋市の担当部署と受託先の船橋市医師会の担当者で行うもので、会議では30年度の実績報告と2019年度の事業計画や取り組みについての検討を行いました。30年度と前年度の相談数や相談内容(年齢、世帯、疾患、かかりつけ医の有無等)等の比較を中心に行い、相談数が前年度に比べて100件増の423件で、専門職からの相談が増えてきており、当初の「医療機関に関する情報のみ知りたい」といった内容から「担当ケースにおける支援の展開や、患者や家族の関りから生じている戸惑いや葛藤等が要因の相談」といった内容が少ないながらも増えてきた印象でした。一方で市民からの相談については「明確な主訴がない、または現状を整理しきれていない相談」が多く、その中で医療や介護の資源をつなぐための助言等もしますが、やはり今相談者が抱いている感情を受容し、傾聴した上で、相談者や対象者にとっての「最善」を見出す対応を継続しているといった内容の報告をしました。

2019年度は今まで展開してきた内容をより充実させることに加え、新たな取り組みも実施していくといった内容で双方で合意し、今後も各々の機関や部署の良いところは吸収し、そうでない点はお互いに声を掛け合える姿勢で、責任主体で仕事を楽しむことができればと思います。

引き続き、船橋在宅医療支援拠点ふなぽーとをよろしくお願いいたします。

文責:A