平成30年度第2回船橋在宅医ネット研修会

 平成30年度第2回在宅医ネット研修を7月25日(水)の午後7時30分から行いました。

演題は、「非がん疾患のエンドオブライフと緩和ケア~すべての人に緩和ケアの光を~」講師は、東京ふれあい医療

生活協同組合副理事長、梶原診療所所長の平原佐斗司先生でした。

講演では、国内外の緩和ケアの潮流、高齢者の非がん疾患の緩和ケアの全般的な特徴と予後予測や軌道、緩和ケア

の実際について講義をされました。

非がん疾患の緩和ケアの特徴として予後予測の困難さや、末期の心不全患者は多くの苦痛を経験していることや、疾

患の治療を続けながら緩和ケアも同時に行っていくことなどとても勉強になりました。

そして、全医療者の基本的役割として、患者に対しての意思表明と選択の支援はなくてはならないものだと強く感じまし

た。

文責 K